お子さんがいらっしゃる30代・40代のご家族では、お子さん達はまだまだ小さい場合が多いです。

設計する時には、施主ご夫婦のご希望を聞き、それを元に家を考えるのですが、

それとは別に、私は もうひとつの大事にしている事があります。

それは・・・

その家で お子さんが楽しそうにしている姿を思い描きながら考えるという事。

どんな事を考えたか、、、いくつかご紹介します。



子供の眼

i : yo(イヨ)

子供の目

i : yo(イヨ)のお子さんが達がまだまだ小さかった頃の写真です。

(施主のアイさんから送っていただいものです。)


TV台で遊ぶお子さん達。本来は、オモチャとかを収納しておくために作ったのですが、子供には、そんな事おかまいなく、こんな小さな収納が遊び道具になってしまうんですね。

おにいちゃんが始めて、弟がマネして(?)、2人で入れ替わり立ち替わり出たり入ったり、笑顔いっぱいで、笑いが止まらず・・・。


夢中で遊ぶお子さん達にも、様子を見ているアイさんにも、とても幸せな時間だった事でしょう。


同じ眼なのに、子供と大人では見えるものが違います。

こうあるべきもの・・・ という決めつけがないのでしょう。


とりあえず 触ってみよう・・

とりあえず 遊んでみよう・・

とりあえず 食べてみよう・・?


判断基準は、面白いかどうか???

私達の眼は、子供の眼からいつ変わってしまったんでしょうね。。


当たり前 と考える事を止めれば、ちょっとだけ、子供の眼 に戻す事ができるでしょうか?

家づくりも【子供の眼】で見れば、なにか面白いものになるような気がするんです。


家づくりは、面白い事です。楽しい事です。

みょうに大人になってしまうのではなく、子どもの眼 になって、楽しんでください。


【築10年の家のリフォーム】 i : y o (イヨ)


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ロフトにおもちゃいっぱい広げてる

Ritoh(リト)

Ritoh(リト)

この家では子供部屋というものは作ってはいません。ただ、ロフトがあり、そこでお子さん達がオモチャを広げノビノビ遊ぶ姿を想像しました。

それは確かにそうなったのですが・・・


Ritoh(リト)

写真はリビングに隣接して作った物入。ロフトは上の子の部屋のようになって、下の子は、その物入の狭いスペースを自分の部屋のようにしているそうです。(・・・まだしているのかな?)

子供って狭いところが好きなのはわかっているんですが、ここ(物入)を使うかぁ~と、予想外でした。

子供が大人の感覚とは違う「予想外」の使い方をしてくれと、うれしくなるのも事実です。


施主ブログに、ロフトにオモチャを広げてる様子が少し出ています。⇒

リトライフ : ロフト


【密集地に建つ 白木の積木のような家】 R i t o h (リト)



その段差にTくんがすわってお菓子を食べ

お母さんと話す姿を描く

杉並の家(R)

杉並の家R

施主のご実家には、母屋と増築した部分があって、その増築した部分を全面的に改修しました。

ところが、もともと母屋と増築部分は家の高さが違い、2階の床には段差がありました。

普通は、家の中の段差は困るものかもしれませんが、私は、Tくんにとってそこが丁度いい遊び場になるように思いました。

台所のお母さんと話をしながら、Tくんがそこに座ってお菓子を食べている姿を想像しながら設計していたのですが、まさにそのように使ってくれています。

その段差には部屋を仕切る引き戸入れてあるのですが、その敷居の溝が、オモチャの電車や車で遊ぶのちょうどよいらしい事も、住み始めてから半年後に伺った時のお話の中ででてきました。


杉並の家R

リフォーム前は3つに仕切られていた2階をワンルームに作り変えました。部屋の長さが約10m近くなったのですが・・引渡の日、Tくんは、部屋の端から端までの約10mを、何度も何度も走りました。

その光景って、とてもうれしかったんです。そんなふうにTくんが「家の中を走り回る事を自由にやらせてあげたい」・・それがご夫婦の願いでしたから・・。


【2世帯で暮らすための実家リノベーション】 杉並の家 R



きょうだい2人が仲良く並んで腰かけている姿がカワイイ

マニハウス

マニハウス

家族4人の小さな家です。家のいろんな部分を有効に使いたいと考えました。隣地の緑地に面して窓を作りましたが、その窓を床から1段上げ、そこを窓台としました。腰掛けるのに丁度いい高さで、かつ、それはお子さんが小さいうちは、机代わりになるのです。

小さなきょうだい2人が、仲良く並んで腰かけていたり、そこで絵を書いていたりする姿を想像しました。

その想像は、ほんわりとしてほほえましい映像でした。

でも・・・

施主のアイデアで、作り付の机に長椅子を置かれたのですが、どうもそっちが、そのような使い方になってしまいました。


マニハウス

きょうだい2人だけでなく、家族4人が腰掛けて並んでいる姿は、とても温かでした。


【家族4人の小さな家】 マニハウス



階段からリビングに飛び出してくるかも!

i : y o(イヨ)

i : yo

この家は、南側のお隣が隣接しているために、1階のリビングは暗い部屋でした。

それを少しでも改善するために、2階に入る光を階段を通して1階に導こうと考えました。

そのために、階段とリビングの境の壁を無くし、そこに障子を入れました。


i : yo

一番の目的は、「光を取り込む」 なのですが、お子さん(男の子:当時1歳)が大きくなったら、その障子の部分から飛び出してくる姿を思い描きました。


2階から降りてきて障子を開け「ピョン!」とリビングに飛び出して来る姿を考えてたら、思わず顔がゆるんでしまいます。住み始めてから階段側にTV台を作ったので、逆に、それを踏み台にして、リビングからの出入りがしやすくなってしまいました!

もう小学生ですから、1度や2度はやってくれているでしょう。

階段がオープンになる事は、朝出かける時の声掛けには役だっているそうです!


i : yo


【築10年の家のリフォーム】 i : y o (イヨ)




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